2025.03.24
美しい景色と飛行機が一緒に楽しめる下地島空港

宮古島には空港が2つもある!?
宮古島市には空港が2つもあるのはご存じでしょうか?
一つは宮古島の平良(ひらら)地区にある、昔からある宮古(みやこ)空港、もう一つは、下地島(しもじじま)にある下地島空港です。 空港については別途詳しくご説明する予定ですが、下地島空港周辺の景色がとても素晴らしいのでご紹介いたします。
下地島空港 2019年3月新ターミナル開業
下地島空港は、平坦な土地で周囲を海に囲まれた空港です。元々は、民間航空機のパイロットの訓練に使われていた飛行場で、運が良ければタッチアンドゴー(※)の訓練が見られると飛行機好きの方には有名な場所でした。身内にパイロットがいる方に聞いたところ、その方も実際に下地島で訓練していたそうです。
新ターミナル開業で、南国リゾート感あふれるおしゃれな空港になりました。

空港の周辺に広がる美しい「宮古ブルー」迫力のある飛行機と一緒に景色を堪能できるのはここだけ
下地島空港の周辺は真っ白な砂浜があるため、エメラルドグリーンに似た透き通った美しい青い色の「宮古ブルー」が堪能できます。 風向きにもよって変わると思いますが、飛行機の離着陸を間近で見ることができてとても迫力があります。その上、美しい海や空と飛行機が一緒に写真に収められるのは飛行機マニアでなくても興奮します。
飛行機を見るならフライトスケジュールをチェック
コロナ禍で減便してしまい、フライト数が多くありませんので、飛行機を見る予定ならフライトスケジュールをチェックしていくのがおススメです。 新たな就航予定もありますので、さらにフライトが増えるかもしれませんね。
リアルタイムで航空機を追跡できる、フライトレーダー(Flightradar24 フライトトラッカー)の利用もおススメです。
白い砂浜を見るためには干潮時に

白い砂浜は干潮時にのみ現れますので「幻のビーチ」とも言われています。満潮時は白い砂浜は見られませんが美しい海は見られますが、砂浜目当ての場合は、潮の時間を確認してから行きましょう。
飛行機を見るための行き方
下地島空港(ターミナルがある側)の東側の道には駐車場がありませんので、下地島空港滑走路の南端の方にある道路から、空港の西側(海寄り)の道路を北上します。途中に「下地島の通り池」の案内もありますが、もっと先、海が前方に見えてきたところにちょっとした駐車場があります。空港から車で10分程度かかります。ここで車を停めてあとは歩きです。滑走路に着陸するところが見られれば十分な方はこの近くで待っていれば大丈夫です。なるべく近くで見たい、海や空をバックに写真を撮りたいという方は、17END近くまで歩いた方が良いので、歩きやすい靴にしましょう。

飛行機の迫力を感じたい方は「17END(ワンセブンエンド)」がおススメ
滑走路の北側先端は、「17END(ワンセブンエンド)」と呼ばれていて間近で飛行機の離着陸が見られてとっても迫力があります。駐車場からここまで歩くと、10分位かかります。約750mもありました。「わぁー、海キレイ!」と夢中になってたくさん写真や動画を撮っていると全然たどり着けません。17ENDそんなに離れているよう見えなくて、もう少し飛行機近づいたら行こうと甘く見ていたところ、途中で走っても間に合いませんでした。うっかり注意です。




17ENDとは
「17」というのは滑走路の入口に書かれている数字です。飛行機の進行方向(着陸方向)から見た「滑走路の方角」を表していて、飛行機を無線で誘導する際に使用されます。真北を360として時計回りに方角を数字で表し、東は090、南は180となりますが、上2桁を滑走路に書きます。17は170度を表しますので、ちょっと東に寄っていますが、ほぼ南に向かって着陸するということが分かります。滑走路の反対側には35と書かれています。
「END」は、滑走路末端のことを航空用語で「Runway End」と呼ぶことからきているそうです。
17ENDの注意点
日差しを遮るものはありません。日焼けや熱中症にご注意ください。また、風が強い時は、帽子や傘が飛ばされないようご注意ください。
台風が近づいているときや、急激な天候の変化等、荒天時は危険ですから近づかないでくださいね。天気予報や雨雲レーダーもチェックしておきましょう。 駐車場にドリンク等を販売しているトラックがいるときもありますが、自販機もありませんし、お手洗いもありません。お手洗いは空港か、手前の観光スポット「通り池」の駐車場で済ませましょう。通り池の駐車場にはフードトラックがいる場合もあります。
ここまで来たら「通り池」の美しくて不思議な景色もぜひお楽しみください。
※タッチアンドゴーとは
航空機が着陸する際、着陸を直前で中断することで、滑走路に触れた後、再び加速(go)して離陸します。着陸するには危険すぎるけど、高度を上昇させようとしても手遅れな場合に、リスクを最小限に留めるために実行します。
遭遇するのは非常に珍しいです。頻繁に飛行機に乗る中、宮古空港で1度だけ遭遇しましたが、みんなドキドキ、ザワザワ。かなり風が吹いて揺れる中の着陸で、ドーンと着陸したと思ったのに速度が落ちないし違和感。「上昇している?」島民の方も「こんなの初めて!」と驚いていました。安全のために着陸やり直し、それに備えて訓練してくださっているパイロットに心から感謝しました。