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2025.03.19

16日祭(ジュウルクニチー)

「あの世のお正月」をご先祖様たちとお墓でお祝いする宮古の大切な行事

宮古島には旧暦の1月16日に行われるお墓参り行事があります。あの世の正月とも呼ばれ、先祖を敬い、祖先の霊を供養する重要な行事です、16日と書きますが、ジュウルクニチーと呼んでいます。宮古島の他は八重山、久米島の離島、沖縄本島北部で盛大に行われるそうです。

沖縄のお墓参りとして有名なのは4月初旬に行う「清明祭(シーミー)」ですが、宮古ではやりませんので、その分16日祭は盛大に行われています。お盆や正月に帰省できない親族もこの日に合わせて宮古に帰ってくるほど大切な行事です。そのため、前日や当日午前着便は帰省の方も多く飛行機はほぼ満席。たくさんのお土産や荷物を持った方と親族のお迎えの方で宮古空港も下地島空港も混雑していました。いつもは旅行でウキウキした方々が多いのでかなり違う雰囲気です。

2025年は 2月13日(木)が旧暦の1月16日。

2月12日(旧暦1月15日)は大晦日にあたり買い出しで大混雑、みんな大忙し。

2月13日がお正月ということは、2月12日(水)は、いわゆる大晦日。必要なものの買い出しや準備で皆さん大忙しです。夕方にはお花やお供え物、ご馳走などの準備で家族で買い物をされる方々でスーパーも混みあっていました。

お供え物は、お酒やお茶、御三味(ウサンミ)と呼ばれる重箱に詰めたおかず、果物の盛り合わせ、お菓子の盛り合わせなど。

その他にも、お花やお線香、沖縄独特の打ち紙(ウチカビ)など。黄色の紙のウチカビは、ご先祖様があの世で使えるお金で、「ご先祖様があの世でお金に困らないように」という願いを込めて、ウチカビを燃やし、ご先祖様を見送ります

必要なものを揃えるだけでも大量になるので、いつもは1人でお買い物されている方も、家族で買い出しに来られるのでお店はすごい混雑です。商品も補充しても飛ぶように売れて行き、混雑が落ちついたときには、商品がなくなっていました。

16日祭は午後から。学校や多くのお店、会社が午後から休み。

今年の2月13日(木)はあいにくの雨。朝から本降りで気温は16度、風も強く寒い日でした。雨だからお墓で重箱を広げての宴会はないのかと思っていましたが、昼頃から普段車があまり走らないような道にも車が頻繁に通るようになり、メモリアルパークに続々と向かう方々を見て、午後からやる行事ということを知りました。お店や会社はこの日はお休みか、午前のみの営業。学校も午前中で終わります。

16日祭は、宮古島や八重山ではとても大切にしている行事です。ご先祖様や親族を大切にしている文化が感じられます。

沖縄の立派なお墓や御嶽(ウタキ)などは特有のもので、県外の方は物珍しく感じることもあると思いますが、親族や地域にの方にとってすごく大切な場所ですので、むやみに立ち入らず敬意をもって見守ってくださいね。